介護福祉士と仕事

介護を志す者が目指す資格の代表格ともいえるのが介護福祉士だろうと思う。
介護福祉士とは厚生労働省のホームページによれば、「身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行ない、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者」をいい、厚生労働省がその範囲を定めている国家資格である。つまり介護福祉士は、「なりたいと」言えば、すぐになれてしまうような職業資格ではなく、国家試験に合格しなければ、資格は授与してもらえないのである。
著者は某社会福祉法人で、「ちょっとだけ偉い人」なのだが、介護福祉士受験資格についてまとめてみよう。


国家資格に +1 !

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介護福祉士になるには
さてこの介護福祉士になるには(1)試験に合格する。(2)介護福祉士養成施設を卒業する。介護福祉士養成施設とは福祉系の専門学校、短期大学、4年生大学などを言う。高校卒業後、養成施設を経て介護福祉士を目指そうとしている方は自分が志望している学校が養成施設であるかを確認する必要がある。介護福祉士に向けてお金と時間を使える人は一発試験がない分この方法が確実である。では、金も暇もない、という方はどうするか。
金が~ネエ!!
最後に金も暇もないが、介護福祉士にぜひともなりたいと思っている諸君。まず必ず申し込みをしてほしい。経験が3年以上かつ540日の実務経験日数がある人はとにかく申し込みをしてください。そこからがスタート。3年以上の経験があれば、介護の知識はある程度頭に入っているはず、あとは法制度や人間の体の仕組みなど、勉強しなければならないところはそれほど多くはない。どちらかといえば学科終了後に試験を受ける実技試験の
高くなるハードル
但し、平成27年度より受験資格が一部改正の予定があり、実務経験3年かつ実務者研修は(50~450時間)を受けたものとなっている。これにより、資格取得に関しては非常にハードルが高くなってしまう。450時間を1日8時間で割るとおよそ55日月に20日通うとしても2ヶ月、とても仕事をしながらでは取得は厳しい。では今から実務経験を狙って受験資格を目指すことが無意味かといえばそうでもない。本来この法改正は平成